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とらぶるめーかー(9)


長らく放置していたとらぶるめーか!!

















「ひでぇなぁ……お前」

総二郎が笑いを噛み殺しながら
つくしを見て言う

「へそ曲げてんぞ?どうすんだよ」

あきらも心配そうにしているが
言うや否や顔を反らして手で口許を隠した

「流石、タダじゃ起きないね」

花沢類はそう言ってアタシに微笑むと
頭をぽんぽん、と優しく撫でてくれる

「………お前ら俺の記憶が無い間に」

道明寺がこちらを見て顔をひくつかせた

「だとしたら、キューピッドは司だね」

類の言葉に心当たりがあるのか
道明寺の顔からサッと血の気が引いた

「牧野に何回も類の女だって言ってくれただろ?」

そう言ってニコッと笑った類を見て
道明寺は「違う!!」と言って先ほどから
黙ったままのつくしを見る


「どうするよ牧野?流石に司程の男は
居ねーけどそこそこの男捕まえてきてやろうか?」

総二郎の発言にあきらがギョッとする

「お前何言ってんだよ!!」

「記憶喪失ならあの女みてーなのも居ないと」

「居たっけ?俺汚いもの見えないから」

「類の嫌いようが半端ねえな」

「ククっ………ぷぷぷ、あはは」

ずっと黙っていたつくしが爆笑しはじめて
4人は彼女を見た


「もういいよ、スッキリ」


あたしが誰?って言った瞬間、道明寺

この世の終わりみたいな顔してた

1つ言うなら、強く思っても記憶は消えなかった

ということは

「ふざけんな、テメェの10分の1の思いに俺様が負けてたまるかよ」

「は?」

「へー。牧野、司の事を強く思ったんだ」

類に言われた瞬間、つくしの顔が一瞬で
真っ赤に染まった

どうやら、英徳に入ってから身に付いた癖が
出てしまっていたらしい


「な、ななななな?!」

「ていうか、10分の1しか好かれてないのか司」

「俺、泣きそう」

あきらと総二郎が気の毒そうに司を見る

「うるせぇッ」

「ふぁ………寝る」

つくしの病院のソファに座って寝始めた
類に司が「ふざけんな!!起きろ!!類!!」

と強めに肩を揺らすがビクともしない

「やめろよ司ー、類の記憶まで飛ぶぞ」

総二郎が言うと

「そしたらF4は記憶喪集団だね」

「勘弁してくれ牧野。ホラーじゃねえかよ」

あきらが若干青ざめながら言って
つくしが笑うのだった

その間も類を起こそうと頑張る司に

もはや飽きて、女の子に電話する総二郎

司、やめろ!っと花沢家のSPを呼ぶあきら

つくしは何となく類を見た


ありがとう、花沢類

そう心で思ったとき、類の顔が微かに
笑った様に見えたのは気のせいでは無かった
と思う。














━━━━1ヶ月後



「はいはい、その件はA社の、はい、はい
それはPCの……あー」

携帯を肩と耳の間に挟んで
眉間にシワを寄せながら手帳を睨むつくしを
類は笑いながら見ている

ようやく、電話を切ったつくしは
未だに笑っている類をキッと睨むと
笑いすぎ!!と言う


「悪い、牧野がサラリーマンに見える」

「勘弁してほしいわよ……道明寺が引き継ぎに応じないんだもん」

普通に考えてこのままにしておけば
仕事もつくしが一緒なのだ。
どういうわけか、魔女……じゃなく…アイツの母親も何も言ってこない。当然、司が手放す筈が無かった。

それどころか、西田から直々に秘書業務の指導を
受けている

「アタシはアイツの家族じゃないっつーの!!」


「司だった時に牧野が仕事してたからでしょ?」


「だってあのバカ言ってもやらないんだもん!
社員さん達が可哀想じゃない!」


「お前らしいね」


その一言につくしが「それは誉めてる?」と
問いかけたら類は肩をすくめて笑っただけで
返事は無い。


そこに派手な音ともに派手な男が登場した

「またっ!お前ら俺に隠れてコソコソと!!」

「コソコソなんかしてないわよ!!そんなに言うならあんたもまっすぐここに来たら良いじゃない!!」


司はウッと言葉に詰まると、ばつが悪そうに
「さみぃの苦手なんだよ」と言う

「座れば?」

類が言うと、司は類とつくしの間に座る

それを見て笑う類と、ため息を吐くつくし

つくしの反応を見た司がなんだよ!!と
食って掛かりいつもの夫婦漫才が始まった


「お、やってんな」

ニヤニヤしながら総二郎が

「お前ら声でか過ぎ」

呆れた顔をしながらあきらが

階段を上ってくる


「つくしーっっ!!!」

そう言いながら階段を一段飛ばしで
駆け上がる滋の後ろで

「滋さん!!スカートですよ!!」

と桜子が怒っている

「うるさい」

類がそう言って眉を潜めると

あきらがまぁまぁと言って肩に手を置く

「どうだよ?同棲生活は順調か?」

総二郎がからかうと、つくしが顔を赤くして
司がふんっと鼻で笑った後ニヤリと笑う


「お?お?遂に司も大人の仲間入りか?」

「ばっか!!!!黙れエロ門!!」

つくしが総二郎を蹴ろうとすると

司が慌てて総二郎に近付くなと、つくしを
押さえ

つくしは司の忠告を聞かずに総二郎を
蹴ろうと足をあげた

「白だ」

類の言葉に場が一瞬にして静まる

あきらはバッと勢い良く顔を明後日の方に向けて

「類、何のこと言ってる?」

「牧野のパンツの色」

「テメェ見たのか」

「あんだけ足上げりゃ見えるでしょ」

頭を抱え顔を赤くしながらつくしがその場に
しゃがむと「アホですか」と桜子が容赦なく追い討ちをかける

「忘れろ」

「無理」

「おい、類」

あきらが青ざめながら、怒りに震える司と
ニコニコ笑う類を交互に見る

総二郎は自分には関係ないと傍観しようと
したが、そうは問屋が卸さない。

「元はと言えば西門さんが悪いのよ!!!」

「は?!」

「よし、ニッシーはこの正義の味方の滋ちゃんが成敗しよう」

「待て!!なんでそうなんだよ!!」

「類!!寝てんじゃねえぞ!!」

「可愛い白だったねあきら」

「おい!!俺を巻き込むな!!!」

「あきらテメェ……関係ないみたいな顔して」

「ばっか!!牧野の白いパンツなんか見ても
何も思わねーよ!!」

「やっぱ見てんじゃねーか!!」

「あきらのムッツリ」

「む、ムッツリ?!」

「誰か俺を助けろよ!!滋やめろ!来るなー!!」

「観念しろニッシー!!」

未だに羞恥で踞るつくしの背後に立った
桜子がそっとしゃがんで彼女のスカートを
めくった

「白のレースですわね、イマイチ色気はありませんが中々ですわ」

「あ、あんた何して」

「テメェらまとめてぶっ殺す」


司の一言に、4人が一斉に笑いながら
階段を降りていく


後には類とつくしだけが残された


「牧野」

「なによ、まだ言う気?」

顔を赤くしたつくしが睨む

「頑張ったね」


「………うん」

「あんたには司が似合ってる」

「それは複雑」

「嬉しいくせに」

「花沢類!!ありがとう」

「それ、もう聞き飽きた」

類がクスクス笑いながら降りていく


「それでも!何回でも言うから!ありがとう!」

「はいはい。それより、司止めた方が良いよ」

「え?」

類が指差すと「白~っ!!$☆!」

遠いからはっきり聞こえないが、どうやら
何か叫んでいるのは間違いなかった。


「あのっバカっ!!!!」


「あんたも落ち着けないね」


類の言葉が既に走り出していた
つくしに届いたか解らないが



どうにも平和とは縁が無い二人
次はどんなトラブルに巻き込まれるのやら………


それはまたのお楽しみという事で






fin
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






















終わったあああああああ

糖分入れられなかったけど(真顔)

終わったああああああああああああっっ←うるさい

完結させるって言ったでしょ?( ̄ー ̄)ニタァ←おい





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2 Comments

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2018/12/06 (Thu) 21:55 | EDIT | REPLY |   

ch(つくしんぼ)  


ス*****様

こんばんは!!

ありがとうございます( 〃▽〃)
1つ肩の荷がおりました笑

はうあっっ!!( ; ロ)゚ ゚
忘れてた……まだパラレルがある←

これは流石に年内に終わらない笑

とらぶるめーかーにfinを打った瞬間
気持ちがすでに来年に向いていた私です←おい

当初はひたすらに坊っちゃんに女性の初体験を
知ってもらおうという鬼畜な考えから生まれて
長引くに連れて忘れられたテーマ(^^;

スリーさんの優しさが身に沁みます(´;ω;`)

今えーと、2?3ですね!
3つあるので、ちらほら話を進めていきます(^^;
ガッツリ甘いのも書きたいなーとか思いながら
そっちは浮かばないという(^^;

コメントありがとうございます‼️
嬉しかったです❤️

2018/12/06 (Thu) 23:27 | EDIT | REPLY |   

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