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Limited lover11











「JUNさん入りまーす!」

人懐っこい笑顔を浮かべて
彼は司に近付く


「今日はよろしくお願いしますね
道明寺サン!」


その馴れ馴れしさに若干イラッとしつつ
司も笑顔で「こちらこそ」と返事をして
握手を交わす


今日のテーマは「初恋」です。


また、下らねぇ………

司が内心ため息をつくと

JUNが言った

「ボクは、兄貴と同じ人を好きになったんです
それが初恋だったかな。」











「ふぅ………」

「大丈夫ですか?」

桜子は残業するつくしのデスクに
コーヒーを置いた

「ありがとう。このくらいへっちゃら」

桜子はつくしの隣に座って書類をめくる

「海外営業部の2大エースが仲良しな
だけでも凄いのに」

真田が片思いしているのもあるが
恐らく社内で一番雰囲気が良い部なんじゃ無いかと桜子は思う。


「無駄に争ってどうすんのよ、類に迷惑かかるでしょ」

「出た。先輩、そろそろ………」

「好きなんかじゃないわよ。親友で兄みたいに
お世話になってる人、困らせる訳にいかないでしょ」

類に恋をしていたのはもう何年も前の話だ

「あんたは帰りな。夜道は危ないわよ」

「迎えを呼ぶから平気ですわ、良ければ先輩も」

「アタシはまだ残る。気にしないで、ありがとう桜子」








「さむ……」

普段は滅多にしない残業

今日だけは何かで気を紛れさせたかった。

静さんが帰って来た。

二人から食事に誘われたけど行けるはずが無い


「おい」

「はい」

咄嗟に返事してから、つくしはアタシにじゃなかったかもと恥ずかしくなる

「お前なにやってんだよ」

ん?聞き覚えあるぞ、この声……と顔を上げた


「あ、道明寺」

「……呼び捨てかよ。何やってんだ?」

「残業、してた……」

「ふーん」

「あんたこそこんなとこで何してんの?」

「お前を待ってた」

「?何か用事?」

「……用事が無かったら来ちゃ行けねーのかよ
恋人だぞ俺は」

「あーそう、ね」


つくしはそう言ってはぁ……とため息を吐く

「とりあえず来い」

その言葉と共に強引に腕を引かれて
車に乗せられた

「慰めろ」

「は?ちょっと離れて」

急に抱き締められて戸惑うつくしを
無視して司はぎゅっとその腕に力を込めた。


「……何かあったの?」

「仕事で嫌な事があった」

そんなものは日常茶飯事だが
心配そうな彼女の声が心地良い。


「そっか、大変だったね」

つくしは司の背中をトントンと優しく叩く

「一人じゃないよ」


……やべぇ。ちょっと嬉しい


媚びる態度じゃなく、純粋に心配してくれて
居るのだと解るから


「アンタには西田さんが居るでしょ」

「西田かよっ!!!そこはアタシだろ普通」

「びっくりした……そんな事言えないわよ!
会社が違うんだから助けて上げれないし」

「……マジかよ」

「?ねぇ、いつもおかしいけど、今日は特に変よ?」


「いつもは余計だ!この鈍感女がッ!」


「は?!」


それ以上つくしが言葉を続けることは
出来なかった。



優しい口付けに、つくしは抵抗をやめる


なぜか、この男を慰めてやりたいと感じたから。




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2 Comments

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2018/12/04 (Tue) 08:01 | EDIT | REPLY |   

ch(つくしんぼ)  

タイトルなし


ひ***様

こんばんは!(*´ω`*)
そんな(´;ω;`)私のためだなんて←違う


あの事件でつくしちゃんははっきり
自分の気持ちを自覚したんでしょうしね(///ω///)♪

私お弁当はたまごやき、ウィンナー、ミートボール(イシイ)が鉄板でした(///ω///)♪

2018/12/04 (Tue) 18:43 | EDIT | REPLY |   

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