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恋愛したい 24









「全ての責任は私が取ります。
花沢社長申し訳ありません」

楓の言葉に類の父は「頭をあげてくれ」と
言って楓を見た後、血の気の引いた顔をする
6人を見る

司と類、桜子はそれでも画面を睨むようにして
見ていた。


「いた、この女よ!!!」

「見せろ」

「邪魔」

類と司から半ば突き飛ばされるように
退かされた桜子をあきらが受け止める

「大「牧野先輩、その女に何か話しかけられてたの!!一人にしなきゃ良かった!!!」

あきらが大丈夫かと言うより先に桜子が叫ぶ

「部屋は解るか?」

「はい、4階の402号室です」

「流石だ西田。いってくる」

司がモニタールームを出ていこうとすると

「一人じゃ危ない、俺もいく。
部屋のスペアキー出して」

「は、はい!!」

類に睨まれた支配人が急いでカードキーを
持ってこさせようとフロントに連絡する

「チンタラしてる時間はねえよ!!
ドアなんか壊しゃいいだろ!!」

「じゃあ、そうしようか」

「待て、俺らもいく!!」

「二人は残って、その二人見張ってて」


類と司はつくしが
囚われた部屋を目指した。





「ドアの修理費は私が払うよ、楓さん
牧野さんは我が社にとっても優秀な人材だ
パーティよりも大事さ」

残った総二郎とあきらは
穏やかに話す二人を見て、時の流れを感じていた







「解るわ。あなたの気持ち」

「それでね、私は勇気を出したの!!」

涙ながらに話す女につくしは耳を傾け
うんうんと相槌を打つ。

気持ちを沈めさせるために
ひたすら彼女の話を聞く

「自分を安売りする女は嫌いだって」

ここだ

「ひっどいっっ!!!!!あり得ない!!!」

突然激昂したつくしに女は驚き固まる

「女性の勇気をなんだと思ってんのよ!!!
なんで簡単に酷いことが言えるのかしら!!
貴方は私が羨ましいみたいだけど、私なんてロボットか何かと思われてるんだから!!」

自分よりおかしくなった相手に驚いて
冷静に自分がしたことを理解してくれたら
と願う。


「え、」

「毎日、毎日、働きづめで
気が付けば彼氏いない歴=年齢
挙げ句に一度死にかけたし」

「うそ」

「本当よ……まともな恋愛なんか出来ないし」

「司様が居るじゃない」

「……私は働かなきゃ
いけないのよ!!親に孫だって抱かしてあげたいのにこのままじゃ………」

つくしは言ってて本当に落ち込んで来てしまった

「そん、なっ……お、落ち込まないで?……叩いてごめんなさい」

「良いのよ……けど、一番好きになりたくない人を結局好きになってしまった。」

「…貴方、変わってるわね」

「自分ではそんなつもりないけど……」

「怒ってくれる人も共感してくれる人も
私の側には居なかった……」

「………」

「誰かに、辛かったねって言ってもらいたかっただけなのに……」

彼女の瞳からポタポタと大粒の涙が溢れる

「すきだったの……すきだったのよ……」


つくしはぎゅうっと彼女を抱き締めた。

背を擦り、時にはトントンと優しい
リズムを刻みながら叩く

「あなたは悪くないわ」

副社長だけの罪じゃない

とりあえず誰でもいいからと
こちらの事情に巻き込み
彼女達の気持ちを無視した私も同罪だ

人を好きになって初めて解った

あの女性達の怒りや悲しみも

苦しさも……

「……もっと嫌な女なら良かったのに」

「え?」

「そしたら………」

彼女はそこまで言って
鞄からビンを取り出して
つくしに見せる

「かけてやろうと思ってた…硫酸」


つくしは、副社長を殴ると心に決めた



「私、どうなるのかな」

「どうもならないわよ」

つくしは出来るだけ穏やかに言う

そこにドアを蹴る音が部屋に響く


「………貴方を助けに来たの?」

まずい、さっきまで穏やかな雰囲気
だったのが一気に殺伐とした
ものに変わる


「…………良いなぁ」

外から聞こえてくる司の声に
目の前の彼女は下唇を噛み締めた

「「牧野!!!牧野!!!」」

「……やっぱり貴方は特別なのね」

彼女はそう、と言うと奥の部屋に入っていく



ばあああっんっと破壊音が響く


「牧野!!!!大丈夫か!?」

頬を赤く腫らしたつくしを見て
司はカッと頭に血が上る

「落ち着いてください」

「犯人は?」

「奥に行ったまま……戻ってこなくて」

「だったらその隙に部屋出ようぜ」

司はそう言うと「いくぞ」と言って
つくしの腕を掴む

「待って下さい」

とつくしが後ろを振り向くと

泣きながら刃物を握る彼女の姿


「ゆるせない……」


「貴方………そんなに」

つくしは相手を刺激しないように
ゆっくり動いて司の前に移動すると

「バカかお前」

動きに気付いた司が逆につくしを背に隠してしまう

「後先考えずにこんなことやりやがって
ふざけんなよ」


せっかくのつくしの頑張りを
一瞬で無にする司を睨む

「そんな不安そうな顔すんな」と
つくしの頭を撫でて来た


「どうせ全て失うなら
道連れにしてやる!!!!」

二人の姿を見た女が司に向かって突進してくる


しかし

「こういうタイプが一番危険だよね」

類が彼女の手を容赦なく蹴りあげた

カラン、と音を立てて呆気なく凶器を
落とすとすぐに鞄に向かって走り出す

鞄を探りながら

「ない、ない!!!!」

と叫ぶ彼女に

「私が持ってますから」

つくしがビンを見せた

「もう辞めましょう。ね?」

彼女はその場で泣き崩れしまった
















「お前な、下手すりゃ殺されてたんだぞ!!!」

「はい」

あの女性を警察に引き渡すと
司は被害届を出さないと言ったつくしを睨む


「こちらにも非はあります」

「アンタ殺されかけたんだよ?解ってる?」

「もちろんです」

「頭おかしいんじゃねえのか!!」

「かもしれません。まぁけど同じ男を
好きになってしまったので」


「………え?」


今、なんつった?

「類、今の聞いたよな?」

「聞いてない」

「んなわけねーだろ!!ぜってぇ聞こえた!!
アイツ俺が好きだって!!」

「聞いてない」

「あぁ?!ふざけんなよ類!!牧野もっかい
言え!!」

「き、聞いてない」

「あ!?牧野お前までなんの真似だよ!!」


「三回するのがお約束なので」


「くだんねえことやってんじゃねえぞ……」

類は司の言葉を聞いてクククっと笑うと

「俺先に戻るから」

そう言ってホテルへ戻るために向きを変えた

「花沢専務!!ご迷惑おかけして申し訳ありません!」

「大丈夫、司に請求するから」

「おう、そうしてくれ」


笑いながら言う司を見て
類は優しく微笑むと今度こそ戻っていった






「さて、「副社長、好きです」


「あ?」


「では」

走って逃げようとする
つくしを咄嗟に捕まえた


「お前、逃げれると思ったわけ?」

「100あったら70くらい」

「高く見積り過ぎだろ」




━━━━━━━━━━━━━━━━━━























最近、こんな凡ミスばかりorz

また下書きにしてましたorz


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2 Comments

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2018/11/16 (Fri) 07:27 | EDIT | REPLY |   

ch(つくしんぼ)  

タイトルなし


ス***様

おはようございます( 〃▽〃)


いや、昨日からブラックフライデーで
トイザらスのサイトに張り付いてたら寝おちしてましたorz
結局何も手に入らず( ;∀;)
明日店舗にいってきます!←

ギャーヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ
スリー様ありがとうございます!!

塩酸じゃなくて硫酸だったorz

しかもナチュラルに教えてくれて
優しすぎます(´;ω;`)

今読んで気づきました( ;∀;)
塩酸かけてどうするorz


ようやくです(///ω///)♪
やっとラブラブモード突入……いやいや
そうは問屋がおろさない笑←多分



2018/11/16 (Fri) 10:34 | EDIT | REPLY |   

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