FC2ブログ

愛しのCordonnier5


パーティーにたどり着くまでに繋がる
と言っておきながら
さらに1話(^^;くどいな(^^;











「あんたまた来たの?」

ツクシは当然のように店の前に現れた
ツカサを見てため息を吐いた。

「どうせ暇だろうが」

「………」

ツクシは竹箒でツカサの足下を掃く

「イテッ!てめぇ、何すんだよ!!」

「ごめんあそばせ、おおきなゴ「あんたって娘は!!!」


ガンッと母親にフライパンで頭を叩かれた
ツクシは涙目になりながら踞る

「お前とかーちゃんそっくりだよな」

「……それ喜んで良いわけ?」

痛みから涙目の彼女がそう言って下から
司を見上げた


上目遣いで見つめられて
うっ!!!とツカサの心臓が突然痛みだす


「ドウミョウジ?」

「お前呼び捨てかよ!!」

「だって、アンタを王子って呼ぶの何か
ムカつくんだもん」

「なんだと?!」

「とにかく、なんとも無いならさっさと帰ってよ!!」

「帰れだと?!テメェ何様のつもりだ!!」

「アンタがいると仕事にならないんだから
仕方ないでしょ!!!」

「どうせ客なんか来やしやねぇじゃねえかよ!!」

「何ですって?」

「こんなボロっちい店で売ってる靴なんか
すぐダメになるに決まってんだろうが」

ツクシは竹箒をツカサの頭に思い切り振り下ろした

「帰れーっっ!!!!二度と来るな!!!!」

怒り狂って暴れだしたツクシを見て
従者達が慌ててツカサを逃がすのだった。











「ニシダ」

「何でございましょうか、殿下」

「何でアイツはいつもイカってんだ?」

ニシダは、アンタが怒らせるからだろ。
と思うが口には出さずに別の言葉をかけた

「照れているのでしょう。殿下のような
素敵な殿方を前にして」

「そうか、照れてんのか」

ツカサが納得したように頷く

「つまりアイツは俺が好きなんだな」

口許を手のひらで隠しているが
目がだらしなく下がったツカサ王子の言葉に

ニシダは、「え」と思わず呟いてしまった


「そうか、なるほどな。」

「王子………」

「ニシダ、ドレスを用意しろ!宝石もいるな
靴もだ!!」

「……どなたかに贈られるのですか?」

嫌な汗が止まらないニシダが聞く

「あ?贈るんじゃねえよ。哀れな女に
恵んでやるんだ」


ニシダは余計な事言わなきゃ良かったと
後悔しながら

「畏まりました」

と頭を下げた。


「そうだ、久しぶりにルイでも起こしてやるか」


そこでツカサはアキラから来ていた
パーティの招待状を思い出した




















「結構です」

ツクシは突然現れた
憧れのルイ王子に戸惑いが隠せない
(ツカサ王子も居る)

なんでよりによってルイ王子連れてくるのよ!!

大体何でアタシがコイツとローズクォーツ国の
パーティに出るわけ?!
そりゃ美味しいお茶とお菓子は確かに魅力的だけど……

身分不相応にも程があるわ


「何だと?この俺様がお前みたいな
貧乏な女を誘ってやってるんだぞ!!!」

「頼んでないわ」

ツクシは逆切れするツカサに淡々と言葉を返す

早く帰んなさいよ……

「ふざけんなっっ!!!お前解ってんのか?!
俺とパーティーに行きたい女はお前の何倍もキレイな女ばっかなんだぞ!!」

カチン。

何なのよ一体
勝手に押し掛けて来たくせに!!

「でしょうね、だったらその中から
選んで連れていきなさいよ。アタシは暇じゃないの」

「この俺様がパーティーなんかとは
縁遠いお前を可哀想に思ってわざわざ誘ってやってんのに!!恩知らずが!!!」

ツカサのその言葉にツクシは怒りに
任せて手に持っていた靴を磨いていた布を
投げつけた。


「てめぇ………」

「余計なお世話よ!!!
アンタなんかに可哀想に思われるくらいなら
アタシは自分で舌を噛みきって死ぬわ!!
ほっといて!!!」


そう言ってツクシは店の中へと逃げ込んだ

一体何なのよ

「バカ王子……だいっきらい」




しばらくして店の前が再び騒がしくなり
性懲りもなくまた来たのかと
ツクシが怒鳴り付けようと店から出ると

「ね、これちょうだい」

店に入って来た人物を見て
ツクシは一瞬心臓が止まったような気がした


「ど、うして………」



━━━━━━━━━━━━━━














にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村






関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment