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恋愛したい 14










「申し訳なかった」

そう言って頭を下げるあきらに

「俺じゃねぇよ。後から来る
アイツに言ってやれ」

司はそう言ってグラスを傾ける

「しかし、あの三条桜子だったか
あきら気が付かなかったのか?」

総二郎の言葉にあきらはあからさまに
落胆した様子で「あぁ」と答えた

「牧野が気に入ってるから、手は出せねーぞ」

「しかし、このまま許すわけにもいかねぇだろ」

あきらが言うと

「それやったら俺とお前は敵なんだと
副社長が思う以上に私は優秀ですとか抜かしやがった」

そう言って苦笑する司を見て
総二郎とあきらも驚きを隠せない


「本人が良いんだからほっとけよ。
あっちからお前に謝りにくんだろ」

そう言ってから司は時計を見て
「遅いなアイツ」と呟くと立ち上がった

「俺ちょっと見てくるわ」

「……牧野秘書か?」

総二郎が聞くと司が携帯を耳に当てながら
「あぁ」と短く返事する

「それなら悪いが司、もう一人探してきてくれ」

あきらの言葉に「は?」と顔をしかめた


「帰ってきたんだよあ「キャアアアッッ!!!!」


閑静な店に似つかわしくない悲鳴が
突然響き渡った。











つくしが司達に呼ばれた店まで急いでいると
目の前から歩いてくる3人組にぶつかってしまった


「すみません」

そう言って頭を下げて去ろうとすると
腕を掴まれた

「おねーさん、そりゃないんじゃない?
ほら見て?こいつ動けないよ?」

「はい?」

つくしはわざとらしく肩を擦りながら
立ち上がる男を睨む

「やばー骨砕けたかも!」

「マジかよ!!大丈夫か?」

「あーあ!おねーさん、責任とってよ」

つくしは、このガキまとめてぶっ飛ばしてやろうかと思うが、立場ある社会人
出来るわけもなく、再度丁寧に謝る


「すみませんでした、警察と救急車を呼びます」

「はぁ?!それが謝罪?
本当に反省してる?」

ムカッ……虚弱な癖して生意気な
やっぱり一発ぶちこむ。

つくしがそう決めて構えると

「てか、おねーさん、結構カワイイよね」

男の一人がニヤニヤしながら
つくしの腰に手を伸ばした


その時








「警察、呼んどいたよ」


男の手を掴み、軽々と捻りながら
つくしを背に隠す背の高い男性


「え、あの」


「てめぇ、誰だよ!!」


「すご、今時ドラマでも聞かないよ。
あんたら面白いね」

「バカにしてんのか!!ゴラァッ!!」

「あれ、あんた肩良いの?」

先ほど肩を擦っていた男がつくしを庇う男性の
胸ぐらを掴んだ

「アンタら卑怯よ」

つくしが睨み付けると
3人は悪びれた様子もなく笑う

「イッイテテテテっっ!!!!」

「苦しい。離して」

自分の胸ぐらを掴む男の手首を握り
全く苦しくは無さそうに言う男性

どちらかと言えば、手首を掴まれている
男の方が冷や汗をかいている


この人、強い


つくしが呆気に取られていると
視界の端で残りの二人が不審な動きを
しているのに気付いた。

警察呼んだって言ってたしな

そうこうしてる内に一人が殴りかかろうと
動いた

すると男性は掴んでいた男をそいつに向かって
突き出すようにして投げた

仲間を受け止めた男はガードレールに
思いっきり腰を打ち付け踞る


「てめ………」

弱々しい声で、こちらを睨み付けると
最後の一人に目配せする


「ガキが大人なめてんじゃねえっっ!!!」


背後から殴りかかって来ようとした
男の脇腹につくしの回し蹴りが綺麗に決まった


「気付いてたっつーの」

「あんた強かったんだ。俺余計な事した?」

男性の言葉につくしは慌てて身だしなみを
軽く整えて頭を下げた

「助けていただいてありがとうございます!!」

そう言って顔をあげると


「別に、こういうのが嫌いなだけ」


薄茶のサラサラヘアーと
髪の色と同じ瞳は透き通っていて


キレイな人……

ビー玉みたいな瞳に
吸い込まれそう………


「何?」

つくしがあまりにジッと見つめるので
男性の声音から不機嫌さが伺える

「あ、すみません、本当にありがとうございました……え、とお礼」

「いらない」

男性はそう言って歩き出す

心底迷惑そうな顔をされたので
つくしもどうしたものかと考える

でもこのままも良くないしと
プライベート用の携帯番号を
手帳に書いて千切ると男性のポケットに入れた


「何これ」

「助けて頂いたのに
このままにすることは出来ません。
一応渡しておきます。何かの役に立つ時が来ると思います!!」


「いらない」

「そしたら、シュレッダーにかけて捨てて下さい!では!!」


進行方向が一緒なのが気まずいな……
タクシー使うかとつくしが思った瞬間


「ねぇ、あんたさこの辺り詳しい?」


「………へ?」



突然掛けられた男性の言葉に
つくしは無意識に頷いていた。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━







今日から俺は!が面白い










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7 Comments

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2018/11/05 (Mon) 06:51 | EDIT | REPLY |   

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2018/11/05 (Mon) 08:30 | EDIT | REPLY |   

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2018/11/05 (Mon) 11:30 | EDIT | REPLY |   

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2018/11/05 (Mon) 11:35 | EDIT | REPLY |   

ch(つくしんぼ)  


澪****様

こちらこそ読んで下さって
ありがとうございます(*´ω`*)

満を持して登場して頂きました!!
それが狙いだったりします(///ω///)♪

そうです!そうです!
伊藤くんが好みです!←

2018/11/05 (Mon) 18:09 | EDIT | REPLY |   

ch(つくしんぼ)  

タイトルなし


ス*****様

一気にライバルが登場します(///ω///)♪
あきらくんにとってはもう、本当に
何て事をって状態です( ;∀;)
おそらく水城の始末にも手を貸してくれたと思います!!

書いてる私も大丈夫か?この二人(-_-;)
と思ってたのでここから頑張って頂こうと
思います!!!(///ω///)♪


凄いですよね(^^;
楓さんの本気度が伺えます笑

半分、ようやく到達したので
これからもよろしくお願いいたします(///ω///)♪❤️

2018/11/05 (Mon) 18:15 | EDIT | REPLY |   

ch(つくしんぼ)  

タイトルなし


A***様

きゃー(///ω///)♪❤️
素敵なお話ありがとうございます!!

さっそく有り難くアップさせて頂きます‼️


面白いですよね!!きょうちゃん伊藤カップルが
好きです(*≧∀≦*)


2018/11/05 (Mon) 18:18 | EDIT | REPLY |   

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