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half━15

翌日、タマから住所を聞いた3人が早速やって来ただが、どんなに呼び掛けても応答がない。冬休み中のつくしは隣の部屋を律儀に掃除し空気の入れ換えもちゃんとしている。タマは言ったものの司が同じ部屋に住んでいるのだからしなくていい。と言ったが誰かがやらないといけないんだからやりますよ!破格の値段で住んでることには代わりないですし!!とつくしが自らやってくれていた。その為、日中は隣の部屋に居る事も有り来客に気...

Wonderful*37*

つくしをどこかへ連れていかれる前にタマは楓を家へと上げた。お茶を用意して、楓、つくし、自分の前に置く「…あの、ご挨拶遅れて申し訳ありません司さんとお付き合いさせて頂いております。牧野つくしです」丁寧に頭を下げたつくしを楓が冷たく見下ろす「司とは、結婚を考えているのかしら?」早速本題に入った楓につくしが「結婚、ですか」と問い返す「そうよ」何と答えたら良いのか迷う「少なくとも、遊びではありませんが結婚...

half━14

「こちらなどいかがでしょうか?」贔屓にしているブランドで司は悩んでいた。「違う」当店一番人気と言って出されたものは確かに見てくれは悪くないが彼女に似合うかと聞かれたらイメージじゃないそもそも来る店間違えたか?と考えていると店員が引き止めようと次から次へと品物を出してくる。「……い、いかがでしょうか?」裏返った声と若干汗をかいている男性店員を見て司は「もういい、自分で選ぶ」と告げVIPルームから出ていく...

half━13

つくしはマンションの自室で目を覚ました。あれから実家に帰ったが両親も弟もまだ21時過ぎだと言うのに眠ってしまっていた。『薄情だ』呟いたつくしに司が『マンション帰るか?』と聞いてきた。休日に遅くまで彼女を連れ出したことを雇い主として挨拶して帰ろうとしたのだがこの状況ではそれも叶わない。『……はい』『明日また送ってやる。行くぞ』その言葉に頷いてから、先に階段を降りる司の後を追った。ところまでは記憶がある。...

Wonderful*36*

司はつくしを起こさぬように起き上がると掛け布団で彼女の肩を隠した。予想外だった。彼女は水元を選ぶと思っていた二人が付き合っていた時から互いに信頼しあっていてそこには揺るぎ無い絆みたいなモノがあるのだとだからこそ、余計に執着したのかもしれない。自分には考えられない世界裏切らない人間が居るなど思えなかった。「………」身を起こし、彼女の髪を撫でながら今さらながらに本当に最低なことをしたと思う今、自分が同じ...

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